【2026年版】メルカリせどりのやり方|初心者向けフリマ販売・利益計算・古物商を解説
※本記事にはPRを含む場合があります。
こんにちは。「脱会社員」脱サラを応援し続けるブログ、運営者のなかびーです。
フリマアプリを使ったせどりは、スマホ1台でも相場確認・出品・購入者対応まで進められるため、副業の入口として興味を持つ人が多い分野です。ただし、「安く買って高く売れば簡単に稼げる」と考えると、販売手数料・送料・値下げ・返品対応・在庫リスクで想定より利益が残らないことがあります。
さらに、2026年時点では、メルカリの無在庫販売禁止、出品物ルール、古物商許可、税金など、初心者が先に知っておくべき点も増えています。古い攻略記事にある「無在庫転売がおすすめ」「売れたら仕入れればいい」といった方法は、現在のメルカリのルールと合いません。
そこでこの記事では、メルカリせどりを初めて試す人向けに、不用品販売から始める方法、3つの主要フリマアプリの違い、仕入れ・利益計算・出品・発送、古物商・税金・禁止行為まで順番に整理します。
この記事で分かること
- 不用品販売と「仕入れて売るせどり」の違い
- メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマの販売手数料
- 初心者が赤字を避ける利益計算
- 扱いやすい商品・避けたい商品
- 無在庫販売・実物画像・禁止出品物のルール
- 中古品を仕入れる場合に確認したい古物商許可
- フリマ販売と税金の考え方
まずは「仕入れて稼ぐ」より、家にある不用品を3〜5品売って、撮影・説明文・値付け・梱包・発送の流れを体験するのがおすすめです。利益を追うのは、その後でも遅くありません。
- せどりを始める前に|不用品販売と仕入れ販売の違い
- フリマアプリ3社を比較|メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ
- 初心者の始め方7STEP|相場調査から発送・改善まで
- 利益計算と仕入れのコツ|手数料・送料・赤字回避をチェック
- 初心者が扱いやすい商品と避けたい商品
- ルールと注意点|無在庫NG・古物商・税金を確認
- メルカリでは無在庫販売は禁止
- 実物の状態が分かる写真を使う
- 禁止出品物はジャンルごとに確認する
- 中古品を仕入れて継続販売するなら古物商許可を確認
- 税金は「不用品売却」と「利益目的の販売」を分けて考える
- メルカリアンバサダーはこの「せどり促進記事」では使わない
- 副業として続けるなら月ごとに数字をまとめる
- 仕入れ前に「売れた件数」と「出品数」を見る
- 在庫金額に上限を決める
- 梱包資材を増やしすぎない
- 購入者対応は「早さ」より「認識を揃える」
- 月ごとに「利益率・回転日数・作業時間」を振り返る
- 仕入れ先を増やす前に販売先のルールを読む
- よくある質問|メルカリせどり初心者が迷いやすいポイント
- 最初の30日でやることを決めておく
- まとめ|初心者は不用品販売→少額仕入れの順で進める
せどりを始める前に|不用品販売と仕入れ販売の違い

フリマアプリで商品を売る行為には、大きく分けて「自分が使っていた不用品を売る」と「販売目的で商品を仕入れて売る」の2つがあります。見た目は同じ出品でも、考えるべき利益管理や法的な確認事項が変わります。
不用品販売|初心者が取引の流れを覚える最初の一歩
自宅にある本、ゲーム、衣類、雑貨、小型家電などを整理して売る方法です。仕入れ費用が新たに発生しないため、初心者でも赤字リスクを抑えながらフリマアプリの操作を覚えられます。
まず3〜5品だけ出してみると、どの写真が見やすいか、説明文に何を書けば質問が減るか、梱包にどれくらい時間がかかるかが分かります。ここで「出品から発送までが苦ではない」と感じたら、次に仕入れ販売を検討する流れが自然です。
仕入れ販売|売値ではなく「手数料と送料を引いた後」を見る
せどりでは、販売目的で商品を仕入れ、仕入れ値より高い価格で販売して差額を利益にします。ただし、売価と仕入れ値の差がそのまま利益になるわけではありません。
販売手数料、送料、梱包資材、仕入れ時の交通費や送料、返品・値下げの可能性などを差し引いて、それでも利益が残る商品を選ぶ必要があります。
初心者は「売れそう」より「損失を計算できる」を優先
高額商品より、相場が分かりやすく、サイズが小さく、状態確認がしやすい商品から始めた方が失敗を分析しやすくなります。
「簡単に稼げる」ではなく小さな検証を繰り返す
フリマ販売では、同じ商品でも状態、付属品、季節、出品タイミング、写真、説明文によって売れる価格が変わります。1回うまく売れた商品が、次も同じ利益になるとは限りません。
最初は月の利益目標より、「赤字を出さずに3件完了」「発送サイズを間違えない」「利益計算を毎回残す」といった小さな目標に分ける方が改善しやすいです。
不用品販売から仕入れ販売へ移るタイミング
不用品を数件売って、販売価格・手数料・送料・梱包・購入者対応まで一通り経験できたら、少額の仕入れを試します。最初から10万円分を仕入れるのではなく、失っても生活に影響しない範囲で1〜3商品だけ検証してください。
「いくらで売れたか」ではなく「何日で売れたか」「手元にいくら残ったか」「梱包・発送に何分かかったか」まで記録すると、次の仕入れ判断が楽になります。
フリマアプリ3社を比較|メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ

販売先は1つに決める必要はありません。ただし、販売手数料、送料、利用者層、キャンペーンなどが異なるため、同じ商品でも手元に残る金額が変わります。
※表は横にスクロールできます。
| サービス | 販売手数料 | 特徴 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| メルカリ | 販売価格の10% | 相場確認しやすく、商品カテゴリが広い | まずフリマ販売を経験したい |
| 楽天ラクマ | 販売実績に応じ4.5%〜10% | 販売回数・金額で翌月の料率が変動 | 手数料も比較して販売先を分けたい |
| Yahoo!フリマ | 販売価格の5% | 条件を満たす新規出品者向け手数料施策もあり | 手数料を抑えて販売したい |
2026年9月時点で、メルカリは販売価格の10%、ラクマは販売実績に応じて4.5%〜10%、Yahoo!フリマは5%が基本です。キャンペーンや条件は変わる可能性があるため、実際の出品画面で最新の手数料を確認してください。
メルカリ|相場確認を始めやすい
メルカリでは商品名で検索し、状態や配送条件を揃えて類似商品の価格を確認できます。初心者は出品数が多いジャンルから始めると、相場の幅をつかみやすくなります。
公式ガイドでも、出品予定の商品名を検索し、同じ商品状態・送料条件などで比較する方法が案内されています。相場調査では、現在の出品価格だけでなく「売り切れた価格」を見ることも重要です。
ラクマ|販売実績によって手数料が変わる
楽天ラクマは、前月の取引完了回数と販売金額により翌月の販売手数料が変動します。販売量が増えるほど手数料が下がる仕組みなので、複数アプリを使う場合は自分の当月・翌月の料率を確認してから出品先を決めると比較しやすいです。
Yahoo!フリマ|基本販売手数料5%
Yahoo!フリマは販売価格の5%が基本の販売手数料です。2026年5月19日以降に初めて出品した人向けには、一定条件を満たすことで期間・回数限定の販売手数料無料施策も案内されています。
キャンペーン条件は変更される可能性があるため、出品時にマイページや公式ヘルプで適用状況を確認してください。
同時出品するなら在庫管理を忘れない
同じ現物を複数サービスへ出品する場合、1つのアプリで売れたら他サービス側の出品をすぐ停止する必要があります。手元に1個しかない商品を複数人へ販売してしまうと、キャンセルや低評価につながります。
商品数が増えたら、商品名・仕入れ値・出品先・販売価格・保管場所をスプレッドシートなどで一覧化すると管理しやすくなります。
初心者の始め方7STEP|相場調査から発送・改善まで

せどりは、仕入れから始めるより「売る流れ」を先に覚える方が安全です。次の7ステップで進めると、初心者でも赤字の原因を特定しやすくなります。
STEP1|売り切れ相場を確認する
商品名、型番、ブランド、サイズなどで検索し、似た状態の商品がいくらで売れているか確認します。出品価格だけを見ると「高く売れそう」に見えるため、売れ残っている商品と売り切れ商品を分けて見ることが大切です。
STEP2|家の不用品を販売する
本、ゲーム、衣類、小型家電、雑貨など、仕入れ資金が不要な商品で一連の操作を覚えます。発送方法を選び、梱包サイズを測り、購入後のやり取りまで経験してください。
STEP3|少額で仕入れを試す
不用品販売に慣れたら、相場が分かるジャンルだけ少額で仕入れます。初心者のうちは「利益1,000円以上」など単純な目標だけでなく、売れるまでの日数も確認しましょう。
STEP4|写真は実物を明るく撮影する
メルカリでは、実物の状態が分かる画像の掲載が求められています。他人の画像や公式画像だけを転載するのではなく、手元の商品を撮影し、傷・汚れ・付属品も分かるようにします。
参考:メルカリ公式「商品の状態がわかる画像を掲載しないこと」
STEP5|説明文は「状態・付属品・発送」を先に書く
購入者が知りたいのは、商品の状態、付属品、サイズ、購入時期、発送方法などです。「美品です」だけではなく、傷の位置や使用回数など具体的に書くと、取引後の認識違いを減らせます。
STEP6|梱包・発送で利益を減らさない
送料は利益を大きく左右します。発送前にサイズと重量を測り、商品代金に対して送料が高すぎないか確認します。割れ物、精密機器、衣類など商品に合った梱包を行い、発送後の破損リスクも減らしましょう。
STEP7|売れた後に数字を残す
売価、手数料、送料、仕入れ値、利益、売れるまでの日数を記録します。次の仕入れで「同じ商品をまた買うか」を感覚ではなく数字で判断できるようになります。
フリマ販売からネットショップへ広げたい人へ
商品数が増え、自分のショップとして販売したくなったら、フリマだけでなくネットショップ運営も選択肢になります。
利益計算と仕入れのコツ|手数料・送料・赤字回避をチェック

せどりで最も重要なのは「売上」ではなく「利益」です。売れた金額が大きくても、仕入れと送料が高ければ利益は残りません。
利益は「販売価格−手数料−送料−仕入れ値−その他経費」
たとえばメルカリで5,000円の商品を販売し、販売手数料500円、送料750円、仕入れ2,500円だった場合、単純計算の利益は1,250円です。梱包資材や仕入れ時の交通費があれば、さらに差し引きます。
仕入れ前にこの計算を行い、「売れたら考える」ではなく「この価格までなら仕入れてよい」という上限を決めると赤字を防ぎやすくなります。
価格差だけでなく回転率を見る
利益率が高くても半年売れない商品は、資金と保管スペースを使い続けます。少額でも短期間で売れる商品は、仕入れ資金を次の商品へ回しやすいというメリットがあります。
初心者は利益率・利益額・販売日数の3つを一緒に記録してください。
送料が利益を消す商品を避ける
大型商品、重量物、壊れやすい商品は、送料と梱包資材が高くなります。販売価格が低い大型商品は、売れても利益がほとんど残らないことがあります。
最初は小型で軽く、梱包サイズを予測しやすい商品を中心にすると計算が簡単です。
値下げ余地を利益に含めて考える
フリマでは値下げ相談が来る場合があります。最初から「必ず1割上乗せ」と固定する必要はありませんが、最低販売価格を事前に決めておくと感情で値下げしにくくなります。
「この金額以下なら売らない」「一定期間売れなければ値下げする」とルールを作ると、在庫処分の判断も早くなります。
仕入れ先は「安さ」より真贋・状態・証拠を優先する
リサイクルショップ、公式セール、アウトレット、卸サイトなど仕入れ先は複数ありますが、安さだけで選ぶと偽物・故障・状態不明の商品をつかむリスクがあります。
特にブランド品や高額品は、真贋確認ができない商品を避け、仕入れ明細や購入記録を残すことが重要です。
事業として仕入れを増やすなら卸サイトも候補
フリマアプリからの仕入れだけでなく、事業者向けの卸サイトを使う方法もあります。たとえばNETSEAは、法人・個人事業主・開業準備中の人を対象にした仕入れサイトで、商品を卸価格で探せます。
ただし、仕入れサイトの商品をそのまま無在庫でメルカリ購入者へ直送する使い方はできません。メルカリでは手元にない商品の出品やECサイトからの直送が禁止されています。仕入れた商品を実際に手元で確認してから、各販売先の規約に沿って出品する必要があります。
初心者が扱いやすい商品と避けたい商品

初心者が最初に扱う商品は、「利益が大きいもの」より「相場と状態を判断しやすいもの」を優先する方が安全です。
本・漫画・ゲーム
型番やタイトルで相場を調べやすく、サイズが比較的そろっているため発送方法を決めやすいジャンルです。限定版や付属品の有無で価格が変わるため、欠品がないか確認してください。
小型家電・ガジェット
イヤホン、コントローラー、小型周辺機器などは需要を確認しやすい一方、動作確認が重要です。充電、ボタン、接続、バッテリー状態などを確認し、説明文へ記載します。
ホビー・フィギュア・おもちゃ
型番やシリーズで調べやすく、コレクター需要のある商品があります。ただし、箱・付属品・未開封シールなど状態によって価格差が大きくなるため、写真を多めに用意します。
衣類・ファッション
自宅の不用品販売から始めやすいジャンルです。ブランド名だけでなく、サイズ、実寸、使用感、汚れ、毛玉などを具体的に伝えると返品や認識違いを減らせます。
日用品・雑貨
未使用品やセット品など、状態が分かりやすい商品は扱いやすいです。ただし、食品・化粧品・医薬品に近い商品は出品ルールや期限、法令上の制約があるため、初心者は無理に扱わない方が安全です。
大型・重量物は送料を先に確認
家具、大型家電などは売価が高くても、配送費と梱包の負担が大きくなります。利益だけでなく、搬出方法や破損リスクまで確認してから扱ってください。
ブランド品は「安いから仕入れる」をしない
ブランド品は偽物や真贋不明品を仕入れると大きなトラブルになります。購入証明、シリアル、付属品、仕入れ先の信頼性などを確認できない商品は避ける方が安全です。
ルールと注意点|無在庫NG・古物商・税金を確認

2026年にせどり記事を読むうえで最も注意したいのが、古い情報をそのまま使わないことです。フリマアプリの規約は更新されるため、出品前に必ず公式ガイドを確認してください。
メルカリでは無在庫販売は禁止
メルカリは、出品時に手元にない商品の販売や、ECサイトなどから購入者へ直接配送させる行為を禁止しています。「売れてからAmazonや海外ECで仕入れて直送する」といった方法は使えません。
参考:メルカリ公式「手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること」
実物の状態が分かる写真を使う
メルカリでは、実際の商品状態が分かる画像を掲載しないことも禁止行為として案内されています。他者の画像だけを転載するのではなく、自分の手元にある商品を撮影してください。
禁止出品物はジャンルごとに確認する
医薬品、電子データ、危険物、権利・サービス、盗品、偽物など、出品できない商品があります。特に「安く仕入れられたから」と内容を理解せずに出品しないことが重要です。
中古品を仕入れて継続販売するなら古物商許可を確認
自宅で使っていた生活用品を処分するだけの場合と、中古品を販売目的で仕入れ、反復継続して営業する場合は扱いが異なります。警視庁は、古物商としてインターネットオークションやフリマアプリを利用して取引する場合にも、古物営業法上の義務があると案内しています。
仕入れて中古品を販売する事業を始めるなら、自己判断せず、主たる営業所を管轄する警察署などへ許可要否を確認してください。
税金は「不用品売却」と「利益目的の販売」を分けて考える
国税庁は、古着や家財など生活に通常必要な動産を売却した所得は原則非課税と案内しています。一方、仕入れて継続販売し利益を得る場合は、不用品処分と同じ扱いとは限りません。
副業で継続的に利益が出るようになったら、売上・仕入れ・送料・手数料などの記録を残し、確定申告が必要か税務署や税理士へ確認してください。
参考:国税庁「給与所得者がネットオークション等により副収入を得た場合」
メルカリアンバサダーはこの「せどり促進記事」では使わない
メルカリには公式アフィリエイト「メルカリアンバサダー」がありますが、ガイドラインでは、アフィリエイトリンク経由で購入した商品の転売を促進・助長する行為が禁止されています。そのため、今回のようなせどり・仕入れを解説する記事へメルカリアンバサダーリンクを入れるのは避けます。
メルカリの商品を一般消費者向けに紹介する別記事であれば活用余地がありますが、案件ごとにガイドラインを確認する必要があります。
副業として続けるなら月ごとに数字をまとめる
販売数が増えたら、商品ごとの売価・仕入れ・手数料・送料・利益を記録します。売上だけを見て「稼げた」と判断すると、在庫と経費を含めた実際の利益が分からなくなります。
月末に「利益が出た商品」「長く残った商品」「返品や値下げが多かった商品」を振り返ると、次の仕入れを減らすべきジャンルが見えてきます。
仕入れ前に「売れた件数」と「出品数」を見る
相場調査では、価格だけでなく「その商品がどれくらいの頻度で売れているか」を見ます。同じ5,000円前後で売れていても、毎日何件も売れている商品と、数か月に1件しか売れていない商品では在庫リスクが違います。
検索結果で売り切れ商品が複数見つかり、現在の出品数も確認できる場合は、需要と供給のバランスをざっくり把握できます。初心者は「利益が大きいけれど売れるまで読めない商品」より、「利益は小さくても最近の売買履歴が複数ある商品」の方が検証しやすいです。
また、相場の上限価格だけを仕入れ判断に使うのは危険です。未使用品、付属品完備、美品など条件の良い商品が高値で売れているだけかもしれません。自分が仕入れる商品の状態に近い売買履歴を比較してください。
在庫金額に上限を決める
仕入れが楽しくなると、「安いから」「いつか売れそうだから」と在庫が増えやすくなります。副業で始めるなら、最初に在庫へ使う金額の上限を決めておくと、生活費へ影響しにくくなります。
たとえば、最初は1万円以内、1商品あたり3,000円以内など、自分が失っても困らない範囲にします。売れた利益と元本が戻ってから次を仕入れるようにすると、現金が在庫へ変わりすぎるのを防げます。
在庫は資産に見えても、売れなければ現金として使えません。家の保管スペースも使うため、「仕入れた金額」「保管期間」「値下げ後の最低価格」を一覧で管理しておくと判断がしやすくなります。
梱包資材を増やしすぎない
段ボール、封筒、緩衝材、テープなどは取引に必要ですが、最初から大量購入する必要はありません。扱う商品のサイズが固まるまでは、数種類を少量ずつ用意し、どの発送方法を使うことが多いか確認します。
送料を安くしようとして商品を無理に小さく詰めると、破損や型崩れにつながります。利益数百円を守るために購入者対応や返品が発生しては意味がないので、安全に届くことを優先してください。
発送後にトラブルが起きた場合に備えて、梱包前の商品状態、梱包途中、送り状控えなど必要な記録を残しておく方法もあります。高額商品ほど、発送前の状態が分かる写真を残しておくと安心です。
購入者対応は「早さ」より「認識を揃える」
値下げ相談、サイズ質問、付属品確認などのコメントには、分かる範囲を正確に回答します。早く売りたいからと曖昧な状態を「問題ありません」と断言すると、受取後のトラブルにつながります。
傷や汚れがある場合は、写真と説明文の両方で伝えます。中古品では「どこまでなら許容できるか」が人によって異なるため、出品者の主観だけで「美品」と書くより、具体的な状態を伝える方が安全です。
また、「返品不可」と一方的に記載すれば必ず返品を拒否できるわけではありません。プラットフォームの取引ルールと事務局の案内に従い、商品説明と実物が違う場合は適切に対応してください。
月ごとに「利益率・回転日数・作業時間」を振り返る
せどりを副業として続けるなら、月末に売上だけを集計するのではなく、利益率、売れるまでの日数、作業時間も確認します。利益率が高くても撮影・清掃・梱包に時間がかかりすぎる商品は、時給換算すると効率が悪い場合があります。
反対に、利益は1件1,000円でも、相場確認が簡単で短時間で出品でき、毎月安定して売れるジャンルなら、副業として続けやすいことがあります。
「何を売ったか」だけでなく、「自分はどの工程が得意か」も振り返ってください。仕入れリサーチが得意、写真撮影が得意、商品説明を書くのが得意など強みが分かれば、今後ネットショップやEC運営へ広げるときにも役立ちます。
仕入れ先を増やす前に販売先のルールを読む
卸サイト、リサイクルショップ、ネット通販、アウトレットなど仕入れ先は増やせますが、販売先で禁止されている商品を仕入れてしまえば在庫になります。先に販売先の禁止出品物、出品方法、画像ルールを確認してから仕入れ対象を決めてください。
特に、ブランド品、医薬品・医療関連、化粧品、チケット・コード類、バッテリーや安全規制のある製品は、一般的な雑貨より確認項目が増えます。初心者は「利益が出そう」だけで難しいカテゴリへ入らず、ルールを説明できるジャンルから始める方が安全です。
よくある質問|メルカリせどり初心者が迷いやすいポイント
Q. いくらから始めればいいですか?
最初は新しく仕入れず、自宅の不用品販売から始めるのが安全です。仕入れを試す場合も、生活費に影響しない少額に抑え、売れた元本が戻ってから次を仕入れる形にすると資金管理がしやすくなります。
Q. 何を仕入れれば一番儲かりますか?
一律に「これが一番」と言える商品はありません。地域、季節、仕入れ先、商品状態で利益が変わるため、自分が状態を判断でき、売り切れ相場を確認しやすいジャンルから始める方が再現しやすいです。
Q. メルカリだけで仕入れと販売をしても大丈夫ですか?
同じプラットフォーム内で売買すること自体より、手元にない商品の出品、実物画像の不足、禁止商品など各ルールを守ることが重要です。また中古品を仕入れて反復継続して販売する営業を行う場合は、古物商許可の要否も確認してください。
Q. 値下げ交渉には必ず応じるべきですか?
必ず応じる必要はありません。手数料・送料・仕入れ値を差し引いた最低販売価格を先に決め、その金額を下回る値下げは断る方法で構いません。感覚ではなく利益計算で判断するのがおすすめです。
Q. 売れない商品はいつ値下げすればいいですか?
出品直後に何度も細かく値下げするより、閲覧数や相場の変化を見ながら一定期間ごとに見直します。メルカリは、同じ商品の削除・再出品を繰り返して表示機会を増やす行為を避けるよう案内しているため、検索表示目的の過度な再出品はしないようにしましょう。
最初の30日でやることを決めておく
始めたばかりの1か月は、利益額より「売る経験を作ること」を優先すると続けやすくなります。1週目は不用品を集めて相場を調べ、2週目は3〜5品を出品、3週目は梱包・発送まで経験、4週目に利益と作業時間を振り返る、という流れです。
この段階で、写真撮影に時間がかかる、送料計算を間違えやすい、値下げ対応が負担など、自分の苦手な工程が見えてきます。仕入れを増やす前にその部分を改善すると、商品数が増えた後のミスを減らせます。
逆に、不用品が順調に売れても、すぐ大量仕入れへ進む必要はありません。自分の生活時間の中で、出品・質問対応・梱包・発送を継続できる量を確認してから在庫を増やしてください。副業では、売上最大化より本業や生活を崩さず続けられる仕組みを作ることが重要です。
また、取引数が増えたら月ごとの売上と経費を同じ形式で保存し、後から見返せる状態にしておくと、確定申告や事業化を考える段階でも整理しやすくなります。
フリマ販売は、商品知識だけでなく、相場調査、写真、説明文、梱包、発送、購入者対応まで含めて一つの仕事です。最初の数件では利益よりも取引を安全に完了することを優先し、慣れてから少しずつ仕入れ額や商品数を増やしてください。毎回の数字と作業時間を残しておけば、自分に合うジャンルや無理のない在庫量も判断しやすくなります。
まとめ|初心者は不用品販売→少額仕入れの順で進める
メルカリせどりはスマホから始めやすい一方、仕入れ・手数料・送料・ルールまで考えなければ利益は残りません。初心者は、まず自宅の不用品を売り、取引の流れと利益計算を覚えることから始めましょう。
その後、相場を理解できるジャンルを1つ選び、少額で仕入れ、実物を確認してから出品します。無在庫販売や規約違反の商品には手を出さず、事業として中古品を仕入れるなら古物商許可も確認してください。
販売量が増え、フリマアプリだけでは管理しづらくなったら、ネットショップや卸仕入れへ広げる方法もあります。副業全体から自分に合う収入源を選び直したい場合は、初心者におすすめの副業8選も参考にしてください。