料理の副業は稼げる?レシピ販売・オンライン料理教室・スキル販売の始め方
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こんにちは。「脱会社員」脱サラを応援し続けるブログ、運営者のなかびーです。
料理が好きな人なら、「オリジナルレシピを販売できないかな」「オンライン料理教室なら副業になるのでは?」と考えたことがあるかもしれません。レシピ販売は初期費用を抑えて始めやすい一方、単価が低いままでは大きな収入になりにくく、販売数を増やすか、別のサービスと組み合わせる必要があります。
反対に、料理そのものではなく「教える」「相談に乗る」「献立を提案する」「動画で伝える」といった形まで広げると、料理経験を副業に変える方法はかなり増えます。
この記事では、レシピ販売の現実、オンライン料理教室の始め方、ストアカ・ココナラなどの使い分け、価格設定、集客、リピーターづくり、税金や利用規約まで整理します。
- レシピ販売だけでは収入を伸ばしにくい理由
- 料理を副業にする5つの方法
- オンライン料理教室を始める具体的な手順
- ストアカ・ココナラなどの使い分け
- 価格・材料費・手数料を踏まえた利益の考え方
- 著作権・食品販売・税金・利用規約の注意点
副業全般から比較したい方は、初心者におすすめの副業8選も参考にしてください。
- レシピ販売は稼げない?収益の仕組みと向いている人
- 料理を副業にする5パターンを比較|レシピ販売・講師・スキル販売など
- オンライン料理教室の始め方|テーマ決めから開催まで
- 料理講師の集客サービスを比較|ストアカ・ココナラなどを使い分け
- 料理副業で利益を残すコツ|価格・手数料・材料費・リピーターを管理
- 料理副業の注意点|著作権・食品販売・税金・利用規約を確認
- 他人のレシピ文章・写真をそのまま使わない
- 食品そのものを販売する場合はレシピ販売とは別に考える
- プラットフォームの禁止事項・外部誘導ルールを確認する
- 副業の所得は売上ではなく必要経費を差し引いて考える
- 続けるなら記録を残す
- 売れやすいテーマは「料理名」ではなく悩みから作る
- レシピ商品の見本を無料公開して品質を伝える
- 料理写真は高価なカメラより光と構図を整える
- オンライン講座は「説明する時間」と「作業する時間」を分ける
- 参加前メールをテンプレート化すると運営が楽になる
- 価格は「売上」と「手取り」を分けて試算する
- 最初の30日は売上より「商品を1つ完成させる」ことを目標にする
- プロフィールには「できること」と「対象者」を書く
- 口コミは数より「何が良かったか」が伝わることが重要
- 本業と両立するなら開催日を固定する
- 無料体験より「低価格の入口商品」を用意する方法もある
- 月額サービスは毎月提供できる内容があるか先に考える
- オンライン料理教室で必要な機材は最小限からそろえる
- 食材を送らない形式なら運営をシンプルにしやすい
- 「健康になる」「痩せる」などの断定表現には注意する
- 料理副業を伸ばすなら「誰から買うか」を作る
- 数字は月1回だけでも振り返る
- まとめ|レシピ販売だけに限定せず「教える・相談する」まで広げる
レシピ販売は稼げない?収益の仕組みと向いている人

「レシピ販売は稼げない」と言われる理由は、レシピそのものに価値がないからではありません。無料レシピがインターネット上に多く、購入者が「お金を払ってでも欲しい」と感じる理由を作らなければ、価格を上げにくいからです。
無料レシピとの差を作らないと価格競争になりやすい
一般的な家庭料理のレシピであれば、検索やSNSですぐに無料情報が見つかります。そのため、「ハンバーグの作り方」「カレーの作り方」のような内容だけでは、有料で販売する理由が弱くなります。
一方で、特定の悩みを解決するレシピは価値を作りやすくなります。たとえば、作り置き、時短、節約、子ども向け、少ない材料、特定の調理器具に特化した献立などです。重要なのは「何を作るか」だけでなく、誰のどんな困りごとを解決するレシピなのかを明確にすることです。
単品レシピより「セット化」で価値を伝えやすい
1品だけのレシピを販売するより、1週間分の献立、朝食7日分、作り置き10品、初心者向け基本メニューなど、目的ごとにまとめた方が購入理由を作りやすくなります。
PDFにする場合も、材料と手順だけでなく、買い物リスト、保存日数の目安、段取り、アレンジ例、よくある失敗などを加えると、単なる「作り方」ではなく実用的な商品になります。
販売後の質問対応を商品に含める方法もある
レシピを渡して終わりではなく、「作ってみたけれどうまくいかない」「別の材料に変えたい」といった質問に一定期間答えるサービスを付ける方法もあります。
テキスト相談をセットにすると、レシピだけを販売するより単価を上げやすくなります。ただし対応時間が増えるため、質問回数や対応期間を事前に決めておきましょう。
料理経験が少なくても売れるとは限らない
資格がなくても販売できる形式はありますが、購入者は「この人から買いたい」と思える根拠を見ています。料理歴、得意ジャンル、家族向けに何年作ってきたか、飲食・給食・製菓などの職歴、SNSの料理投稿など、実績として見せられるものを整理しましょう。
資格がある場合も、資格名だけで売れるわけではありません。誰向けのレシピなのか、どんな結果を目指せるのかを具体的にする方が重要です。
料理を副業にする5パターンを比較|レシピ販売・講師・スキル販売など

料理を副業にする方法は、レシピ販売だけではありません。自分の生活時間、得意なこと、人前で話すことへの抵抗、収入目標に合わせて選びます。
※表は横にスクロールできます。
| 方法 | 始めやすさ | 収入の作り方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| レシピ販売 | 高い | PDF・記事・デジタルコンテンツ販売 | 文章・写真で分かりやすく伝えられる |
| オンライン料理教室 | 中 | 1回レッスン・コース・月額 | 会話しながら教えるのが好き |
| スキル販売 | 高い | 献立相談・レシピ作成・ビデオ相談 | 個別の悩みに対応できる |
| 動画・SNS発信 | 中 | 広告・案件・自分の商品への集客 | 継続して発信できる |
| ネットショップ販売 | 中 | デジタル商品・食品・関連商品 | 商品づくりと販売を仕組み化したい |
レシピ販売|一度作った商品を繰り返し販売できる
デジタルレシピは在庫を持たずに販売できるのがメリットです。一方、購入後の満足度を上げるには、写真、手順、分量、注意点を分かりやすくまとめる必要があります。
オンライン料理教室|人数が増えると売上を伸ばしやすい
1対1では時間が収入の上限になりやすいですが、少人数グループで同じ時間に複数人へ教えられれば、1開催あたりの売上を増やせます。
スキル販売|「料理そのもの」以外も商品になる
献立相談、買い物リスト作成、料理初心者向けの相談、写真を見て改善点を伝えるサービスなど、料理スキルを別の形にできます。
動画・SNS|直接収益より「集客媒体」として考える
再生回数だけで大きな収入を狙うより、自分のレシピ、講座、相談サービスを知ってもらう入口として使う方が現実的です。
ネットショップ|商品数が増えたら販売場所を持つ
デジタル商品やオリジナル商品を増やすなら、自分のネットショップを作る選択肢もあります。開業方法はネットショップ開業の始め方で詳しく解説しています。
オンライン料理教室の始め方|テーマ決めから開催まで

オンライン料理教室は、教室を借りずに自宅から始められるのが大きなメリットです。ただし「料理ができる」だけでは、継続的に受講してもらえる講座にはなりません。
STEP1|受講者を一人に絞る
最初に「誰に教えるか」を決めます。料理初心者、忙しい会社員、子育て家庭、一人暮らし、作り置きを覚えたい人など、対象によって内容も価格も変わります。
STEP2|1回で達成できるゴールを決める
「料理を教えます」では抽象的です。「60分で平日3日分の副菜を作る」「包丁が苦手でも作れる3品」など、受講後に何ができるようになるかを明確にします。
STEP3|オンラインで進行できる内容にする
画面越しでは、対面より細かい手元が伝わりにくくなります。事前に材料一覧、道具、下準備、カメラ位置を案内し、当日は重要な工程をゆっくり見せる必要があります。
STEP4|価格を「時間」だけで決めない
講座準備、事前案内、材料費、プラットフォーム手数料、終了後の質問対応まで含めて価格を考えます。1時間の講座でも準備に2時間かかるなら、実際の作業時間は3時間以上です。
STEP5|試験開催で改善する
最初から大人数を募集せず、少人数で実施し、説明が分かりにくかった場所、時間が足りなかった工程、受講者から多かった質問を記録します。
STEP6|講座ページに「誰向けか」を明記する
対象者、作るもの、必要な材料、所要時間、受講方法、キャンセル条件を分かりやすく書きます。料理経験のレベルを明記するとミスマッチを減らせます。
STEP7|受講後に次のサービスを用意する
単発講座だけで終わらせず、基礎→応用のコース、月1回の継続講座、個別相談などを作るとリピーターにつながります。
料理講師の集客サービスを比較|ストアカ・ココナラなどを使い分け

自分でWebサイトを作らなくても、スキルシェアサービスを使えば講座や相談サービスを販売できます。重要なのは「どこが一番有名か」ではなく、自分の提供方法と手数料のバランスです。
ストアカ|料理教室の講座ページ・予約・決済をまとめて使える
ストアカは、先生としての登録・掲載・月額固定費が無料で、売上が確定したときに販売手数料が発生します。現在の公式案内では、新規の生徒を自分で集客した場合は10%、ストアカ経由で集客したオンライン講座は30%、対面講座は20%、同じ生徒への2回目以降は10%です。手数料には別途消費税が発生します。
受講料は1,000円から設定でき、講座、時間制相談、カスタマイズレッスン、月額サービスなどを掲載できます。料理教室のように日程を決めて開催したい人は、予約・決済・メッセージ管理をまとめられる点が使いやすいです。
ココナラ|レシピ作成・献立相談・ビデオレッスンを販売しやすい
ココナラは知識・スキル・経験をサービスとして出品でき、通常サービス、電話相談、ビデオチャットなど提供方法を選べます。料理分野でも、献立相談、レシピ作成、食事プランの提案、オンラインレッスンなど、商品設計の自由度があります。
公式案内では通常サービスの販売手数料は22%で、出品そのものには初期費用や月会費はかかりません。価格や手数料はカテゴリ・サービス形式によって異なる場合があるため、出品前に最新条件を確認してください。
料理の得意をサービスとして出品する
自分のサイト・SNS|手数料を抑えやすいが集客は自分で行う
自分のブログやSNSから申し込みを受ける場合、プラットフォームの集客力は使えません。最初はスキルシェアサービスで実績と口コミを作り、同時にSNSやブログを育てる方法もあります。
自分の販売ページを持ちたい場合は、ネットショップや予約サービスを組み合わせる方法もあります。
料理副業で利益を残すコツ|価格・手数料・材料費・リピーターを管理

料理副業では、売上だけを見ると「稼げている」と感じやすいですが、材料費や手数料、撮影機材、決済手数料、準備時間を含めると手元に残る金額が少ないことがあります。
売上ではなく「1回あたりの利益」を記録する
講座ごとに、受講料×人数からプラットフォーム手数料、材料費、送料、外部ツール代などを引いて利益を確認します。さらに準備時間も記録すると、本当に効率の良い講座が分かります。
価格を安くしすぎない
初心者だからと極端に安くすると、人数を増やさなければ収入が残らず、運営が苦しくなります。ストアカも、同種サービスの相場を参考に、提供価値に見合う価格を設定することを推奨しています。
材料費込み・材料費別を明確にする
オンライン講座の場合、受講者が各自で材料を用意する形式が多くなります。材料キットを送る場合は、食品の取り扱い、送料、保存方法、キャンセル時の扱いまで事前に整理する必要があります。
リピーター向けに次の講座を用意する
新規集客だけに頼ると、毎回募集の負担が発生します。基礎講座を受けた人向けの応用編、季節メニュー、月額レッスンなど、次に受ける講座を作りましょう。
レビューを集める前に満足度を上げる
レビューをお願いすることより、講座の説明どおりの内容を提供し、受講後に「できるようになった」と感じてもらうことが先です。満足度が高ければ自然に評価や紹介につながります。
SNSは「フォロワー数」より申し込みまでの導線を見る
フォロワーが増えても、講座ページへ移動してもらえなければ売上につながりません。プロフィール、固定投稿、講座紹介ページなど、興味を持った人が次に何をすればよいか分かる導線を作りましょう。
料理副業の注意点|著作権・食品販売・税金・利用規約を確認

料理に関する副業は始めやすい反面、レシピの扱い、食品の販売、プラットフォーム規約、税金など確認すべきことがあります。
他人のレシピ文章・写真をそのまま使わない
料理のアイデアや調理手順そのものがすべて著作権で保護されるとは限りませんが、他人が作成した文章表現、写真、動画、図解などをコピーして販売するのは避けてください。自分で調理・撮影し、自分の言葉で説明するのが基本です。
食品そのものを販売する場合はレシピ販売とは別に考える
PDFレシピやオンライン講座と、調理した食品を販売・発送することは同じではありません。食品を製造・販売する場合は、食品の種類、製造場所、営業形態によって営業許可・届出などが関係する場合があります。実際に販売する地域の保健所へ確認してください。
「自宅のキッチンで作ったものをそのまま販売できる」と決めつけず、営業形態を確認してから始めることが重要です。
プラットフォームの禁止事項・外部誘導ルールを確認する
ストアカやココナラなどは、外部での直接取引、連絡先交換、決済方法などにルールがあります。自分のSNSへ誘導したり、外部決済へ切り替えたりする前に、最新の利用規約を確認してください。
副業の所得は売上ではなく必要経費を差し引いて考える
国税庁は、副業に係る収入のうち営利を目的とした継続的なものについて、事業所得に該当する場合を除き「業務に係る雑所得」として、総収入金額から必要経費を差し引いて所得を計算する考え方を示しています。
給与所得者で年末調整済みの場合でも、副業所得などが一定額を超えると確定申告が必要になる場合があります。詳しくは会社員の副業と確定申告で整理しています。
続けるなら記録を残す
売上、手数料、材料費、交通費、通信費、機材費などを毎月記録しておくと、利益が出ているかを確認できます。副業として継続する場合は、帳簿や領収書の整理も習慣にしておきましょう。
売れやすいテーマは「料理名」ではなく悩みから作る
商品や講座のテーマを決めるときは、得意料理の名前だけを並べるより、受講者や購入者の悩みから逆算すると伝わりやすくなります。「パスタ教室」より「帰宅後20分で作れる平日パスタ3品」、「パン作り」より「初めてでも失敗しにくいフライパンパン」のように、対象者・時間・難易度・完成イメージを組み合わせます。
テーマを作るときは、次のような軸を掛け合わせると考えやすくなります。
- 対象者:初心者、一人暮らし、忙しい会社員、子育て家庭など
- 悩み:時間がない、献立が決まらない、失敗しやすい、食費を抑えたいなど
- 条件:30分以内、材料5つ以下、フライパン1つ、作り置きなど
- 成果:3日分の献立が完成、基本の包丁使いを覚える、写真映えする一皿を作るなど
「誰でも対象」にすると説明がぼやけます。最初の講座やレシピ商品ほど、対象を狭くする方が購入者に自分向けだと感じてもらいやすくなります。
レシピ商品の見本を無料公開して品質を伝える
有料レシピをいきなり購入してもらうのはハードルがあります。SNSやブログで無料レシピを一部公開し、写真、説明の分かりやすさ、調理の再現性を見てもらうと、有料商品への安心感につながります。
無料で全部出してしまうのではなく、「基本の1品は無料、1週間の献立セットは有料」「手順動画の一部を公開し、フル講座は有料」のように役割を分けます。無料コンテンツは集客、有料商品は時間短縮や体系化、個別サポートに価値を持たせる考え方です。
料理写真は高価なカメラより光と構図を整える
料理副業では、商品ページやSNSで写真が第一印象になります。高価なカメラがなくても、窓際の自然光、背景を整理する、料理が見やすい角度を選ぶ、といった基本で印象は大きく変わります。
色味を過度に加工して実物と違って見える状態は避け、受講者や購入者が完成形をイメージできる写真を使います。料理教室なら、完成写真だけでなく、材料、途中工程、オンライン画面の雰囲気も見せると受講前の不安を減らせます。
オンライン講座は「説明する時間」と「作業する時間」を分ける
画面越しの料理教室では、講師が話しながら調理し続けると、受講者が追いつけなくなることがあります。「最初に工程を説明→受講者が作業→確認→次の工程」という区切りを作ると進行しやすくなります。
また、完成時間だけでなく、洗い物や加熱待ちの時間も含めて進行表を作ります。予定より遅れた人がいても全体が止まらないよう、事前に切っておく材料と当日切る材料を分けるなどの工夫も有効です。
参加前メールをテンプレート化すると運営が楽になる
受講者ごとに毎回ゼロから案内を書くと、人数が増えたときに負担になります。開催日時、参加URL、必要な食材、調理器具、下準備、キャンセル条件、質問方法などをテンプレート化しておきましょう。
講座終了後も、復習用レシピ、次回講座、アンケートなどの案内をテンプレート化すると、運営時間を短縮できます。副業は本業との両立が前提になる人も多いため、料理以外の事務作業を仕組み化することが続けやすさにつながります。
価格は「売上」と「手取り」を分けて試算する
たとえば1人3,000円の講座に5人参加すれば売上は15,000円です。しかし、プラットフォーム手数料、決済関連費用、材料費、撮影・配信ツール、準備時間などを考えると、そのまま15,000円が利益になるわけではありません。
価格設定では、売上から差し引かれる費用を先に書き出し、「何人参加すれば赤字にならないか」「自分の準備時間まで含めると時給換算でいくらか」を確認します。人数を増やしすぎると質問対応が薄くなるため、利益だけでなく満足度とのバランスも必要です。
最初の30日は売上より「商品を1つ完成させる」ことを目標にする
料理副業を始めるとき、SNSのフォロワー数や月収目標から考えると動けなくなることがあります。最初の30日は、販売できるレシピ商品を1つ完成させる、またはオンライン講座を1回開催することを目標にすると進めやすくなります。
- 1週目:誰向けのサービスか、テーマと価格を決める
- 2週目:レシピ・写真・講座資料を作る
- 3週目:販売ページ、プロフィール、申込み方法を整える
- 4週目:少人数で販売・開催し、感想と改善点を集める
1回目から完璧を目指すより、小さく提供して改善する方が現実的です。受講者から「どこが難しかったか」「次に知りたいことは何か」を聞けば、2つ目の商品づくりにもつながります。
プロフィールには「できること」と「対象者」を書く
料理歴だけを書いても、購入者には自分に合う講師か判断しにくい場合があります。プロフィールでは、得意料理、対象者、講座で大切にしていること、過去の経験、対応できる時間帯などを具体的に書きます。
たとえば「料理歴15年」だけでなく、「仕事帰りでも作れる時短料理を中心に、料理初心者向けに手順を分けて説明します」と書くと、対象者がイメージしやすくなります。実績が少ない時期は、過度な権威付けより、何を提供できるかを誠実に伝えることが大切です。
口コミは数より「何が良かったか」が伝わることが重要
レビュー数だけを増やすことを目的にせず、実際の受講体験を良くすることを優先します。レシピの再現性、説明の分かりやすさ、質問への対応、時間配分など、具体的な満足ポイントが評価に表れると、次の購入者の判断材料になります。
良い口コミが増えても、講座内容や価格を大きく変更した場合は、古い評価と現在の商品に差が出ることがあります。変更点は商品ページへ反映し、期待値を合わせておきましょう。
本業と両立するなら開催日を固定する
いつでも予約可能にすると、本業の予定と衝突しやすくなります。「第2・第4土曜」「平日20時から」など、自分が無理なく対応できる時間帯に限定すると運営が安定します。
個別相談も、予約枠をあらかじめ決めておけば、メッセージの往復を減らせます。売上を増やすために予定を詰め込みすぎず、準備・片付け・問い合わせ対応まで含めて余白を持たせましょう。
無料体験より「低価格の入口商品」を用意する方法もある
オンライン講座では、無料体験を用意すると参加者は集まりやすい一方、無料だけを目的にした参加者が増えることもあります。完全無料ではなく、短時間の入門講座や小さなレシピセットを低価格で用意し、内容に満足した人へ本講座を案内する方法もあります。
入口商品では、難しい内容を詰め込むより「30分で1品完成」「3日分の副菜レシピ」といった小さな成功体験を作る方が向いています。そこで説明の分かりやすさや講師との相性を感じてもらい、継続講座へ進んでもらう流れです。
月額サービスは毎月提供できる内容があるか先に考える
ストアカなどでは月額サービスも提供できますが、月額にしただけで安定収入になるわけではありません。毎月新しいレシピ、質問会、献立相談、ライブレッスンなど、継続して受ける理由が必要です。
月額サービスを始める前に、3か月分のテーマを仮に作ってみてください。3か月先まで内容が思いつかない場合は、まず単発講座を何度か開催し、受講者の質問を集めてから月額化した方が設計しやすくなります。
オンライン料理教室で必要な機材は最小限からそろえる
最初から高額なカメラや照明をそろえる必要はありません。スマートフォンまたはパソコン、安定した通信環境、手元が見える固定器具、必要に応じて簡単な照明があれば試験開催は可能です。
重要なのは画質だけではなく、音声と手元の見やすさです。換気扇や調理音で声が聞こえにくいことがあるため、事前に実際のキッチンで録画し、声量、カメラ角度、湯気、照明の反射まで確認しておきましょう。
食材を送らない形式なら運営をシンプルにしやすい
講師が材料を発送する形式は、受講者にとって便利ですが、仕入れ、梱包、発送、保存状態、配送遅延への対応が必要になります。副業として小さく始めるなら、受講者自身に材料を用意してもらう形式の方が運営をシンプルにできます。
その場合は、材料名だけでなく、目安量、代替できる食材、事前に切っておくもの、スーパーで見つけにくい材料の代替案などを案内すると親切です。
「健康になる」「痩せる」などの断定表現には注意する
料理や食事に関するサービスでは、健康、美容、ダイエットなどのテーマを扱うことがあります。ただし、一般の料理講座で「必ず痩せる」「病気が治る」といった断定的な表現を使うのは避けるべきです。
栄養や健康に関する専門的な助言を提供する場合は、自分が持つ資格や対応できる範囲を明確にし、医療的な判断が必要な内容は医師や管理栄養士など適切な専門家へ相談するよう案内してください。
料理副業を伸ばすなら「誰から買うか」を作る
同じレシピや似た講座がある中で選ばれるには、価格以外の理由が必要です。やさしく説明してくれる、時短に特化している、初心者の失敗をよく理解している、質問しやすいなど、受講者が感じる体験そのものが差別化になります。
SNSでは完成料理だけでなく、失敗しやすいポイント、初心者向けの小さなコツ、講座づくりの考え方なども発信すると、講師の人柄や教え方が伝わります。短期的なフォロワー数より、「この人に聞いてみたい」と思われる発信を積み重ねる方が講座との相性は良くなります。
数字は月1回だけでも振り返る
副業を始めた後は、売上、申し込み数、問い合わせ数、リピート率、作業時間を月1回だけでも振り返りましょう。売上が増えていても準備時間が倍になっているなら、効率は悪化している可能性があります。
反対に、売上が小さくても同じ受講者が繰り返し参加し、紹介や口コミが増えているなら、今後伸ばせる土台ができています。料理副業は短期間の一発収益より、満足度の高い商品を改善し続ける方が安定しやすいため、毎月一つだけ改善点を決めて続ける方法がおすすめです。
無理なく続けられる方法から始め、売れた理由と続かなかった理由の両方を記録しておくと、次の商品づくりに活かせます。
料理副業を始めると、つい「もっと売らなければ」と焦りがちですが、最初は受講者や購入者の反応を集めることが重要です。売れた商品だけでなく、問い合わせは多いのに購入されなかった商品、途中で質問が増えた工程、リピートにつながったテーマを記録すると、次の改善点が見えやすくなります。
また、本業や家事と両立する場合は、毎月の開催回数や対応できる相談件数に上限を決めておくと無理がありません。予約が増えたらすぐに枠を増やすのではなく、作業時間と利益を確認し、続けられる範囲で少しずつ広げる方が長期的には安定しやすくなります。
まとめ|レシピ販売だけに限定せず「教える・相談する」まで広げる
料理を副業にする場合、レシピ販売だけで大きな収入を目指すのは簡単ではありません。ただし、レシピを教材にしてオンライン講座を開催したり、個別相談や献立提案と組み合わせたりすると、1人の顧客へ提供できる価値を増やせます。
最初は、得意な料理を一つのテーマに絞り、小さなレシピ商品または少人数のオンライン講座から始めてみてください。売れた回数だけでなく、「どんな人が買ったか」「何に困っていたか」「次に何を求めているか」を記録すると、次の商品や講座を作りやすくなります。
料理を仕事にする方法は一つではありません。自分に合う販売方法を試しながら、レシピ、講座、相談、動画、ネットショップなどを組み合わせて収入源を育てていきましょう。