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こんにちは。『脱会社員』脱サラを応援し続けるブログ、運営者の『なかびー』です。

Peatixでイベントを作成するときは、グループを用意し、基本情報、会場、説明、チケット、公開範囲とフォームを設定してから公開します。入力を終えるだけでなく、定員を超えない券種配分、申込み前に読める取消条件、公開後に変更できない項目を一緒に確認しておくことが大切です。

この記事は、日本国内で成人向けの小規模な単発会場イベントを主催する方に向けた設定ガイドです。内容や会場が決まった段階から、募集ページと受付・精算の準備をつなぎます。企画の立て方や予約サービスの比較ではなく、Peatixの設定をどう整合させるかに焦点を絞ります。

説明に登場する「週末の読書交流会」、席数、日時、価格、確認表はすべて架空例です。実際にイベントを作成・公開した記録や購入試験の結果ではありません。図も説明用の新規制作イメージです。公式情報は2026年10月6日(日本時間)時点で確認しています。料金や操作条件は変わる場合があるため、実行時にはリンク先と画面表示を確認してください。

目次
  1. グループとイベントを分け、開催形式・国・日時を先に決める
  2. 券種・定員・販売期間・支払方法を一緒に設計する
  3. 詳細説明とキャンセル案内、必要な表記をそろえる
  4. 公開範囲とフォームを、取得目的から設定する
  5. プレビューと申込み確認を分けて公開前に点検する
  6. 公開後の受付・個別取消・全体中止・精算を分けて管理する

グループとイベントを分け、開催形式・国・日時を先に決める

グループの中に単発イベントがあり、そのイベントにチケットを用意する構成図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

最初に作るのは、主催者の活動と今回の開催を分けた構成票

Peatixではグループの中にイベントを作ります。既存のグループがあれば、そのグループから次のイベントを作成できます。今回のように一度だけ開催する場合は単発開催を選び、会場開催として進めます。開催形式と開催国は一度決めると変更できず、別の形式・国で行う場合は新しいイベントが必要です。ここは文章の書き直しより先に確認したい分岐です。公式:会場開催イベントの作成方法

構成票を作る際は、グループ欄に「誰が、どのような催しを主催するか」、イベント欄に「今回、いつ、どこで何を行うか」、チケット欄に「何人分の参加を、いくらで受け付けるか」を書きます。同じ交流会名をすべての欄へ写すより、役割ごとに情報を分けるほうが、公開後の修正箇所を見つけやすくなります。

※表は横にスクロールして確認できます。

階層 架空例 この欄で確かめること
グループ まちの読書交流室 主催活動の説明、問い合わせを受ける担当
イベント 週末の読書交流会・秋の回 日本国内の会場開催、単発、開催年月日と開始・終了時刻
チケット 早割参加券/通常参加券 同じ会場・同じ回に参加できる券としての内容と人数
主催者用の控え 設定確認票 公開前に決める項目、未確定事項、確認した日付

この架空例ではグループ名から開催日を外し、日付はイベントの情報に持たせています。これは命名の提案であり、Peatixの必須形式ではありません。主催活動を続けるか未定でも、今回の案内を読んだ人が主催者を把握できる紹介文を先に整えると、イベント名だけでは伝わらない背景を補えます。肩書や開催実績を増やして見せる必要はありません。

会場の予約時間、受付時間、イベント時刻を混ぜない

イベント開始と書いた時刻に参加者が来る想定なのか、それより前に受付があるのかを整理します。たとえば架空例で会場の利用枠が十三時から十七時、受付が十三時三十分、催しが十四時から十六時なら、会場の利用枠をそのままイベントの開始・終了へ転記しないほうが案内が明確です。準備や片付けの時間まで参加者向けの開催時間に見えると、途中参加や終了時刻の問い合わせが増える原因になります。

構成票には「会場利用」「参加者受付」「本編開始」「本編終了」を別々に記し、Peatixへ入力する開始・終了の組を印で指定します。その組を詳細説明や画像へも使います。作成途中で日程が変わったときは、日付が登場する場所を一覧にしてから修正すれば、一つ前の日付がカバー画像に残るといった取り違えを防ぎやすくなります。

会場名は施設名だけでなく、建物名、階、部屋名まで来場者に伝えられる形にします。地図のピンが施設の裏口を指す場合もあるので、予約確認書の住所と照らし、一般来場者が使える入口の案内を確認します。ここで必要なのは会場レイアウトの作り込みより、募集ページを見た人が会場へたどり着ける情報の一致です。

未確定を空欄のまま隠さず、公開前の判断に残す

作成時点で会場の確保が済んでいない、催しの終了時刻が決まっていない、主催者の連絡窓口がないという場合は、確認票に未確定と書きます。仮の値を入力して先へ進んでも、そのまま募集条件として公開してよいことにはなりません。入力できたかと、参加者に約束できるかを分けて管理してください。

確認票には項目ごとに「根拠となる控え」「確認する人」「公開までに決めること」を添えます。会場住所なら予約控え、開始時刻なら関係者との合意、定員なら会場側と確認した参加者枠という具合です。記入に迷う欄は、必要な確認が残っている目印になります。根拠が見つからない状態で、見栄えのよい紹介文を先に完成させようとしなくて大丈夫です。

一人で主催すると、記入した本人は省略された事情も知っているため、矛盾に気づきにくいものです。保存前に「この紙だけを渡された人が同じ設定を選べるか」を読み直してみてください。開催国、形式、日時の三点を他の欄から推測せずに読める状態なら、次のチケット設定に移りやすくなります。

券種・定員・販売期間・支払方法を一緒に設計する

早割六席と通常十四席を足して合計二十席とする架空の券種配分図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

複数券種は合計定員を自動で制御できない

券種が一つなら、その販売予定枚数がイベント全体の定員になります。一方、複数券種では、各券種の販売予定枚数は設定できても、券種を横断した合計販売予定枚数は設定できません。主催者が合計を計算し、販売状況に応じて配分を調整します。公式:イベント全体の定員

架空例として、主催者やスタッフの枠を別に確保したうえで、一般参加者を二十人まで受け付けるとします。早割六枚と通常十四枚なら、販売予定枚数の合計は二十枚です。早割も通常も二十枚ずつ作ると四十枚になり、同じ二十席を共有しているつもりでも設定の合計は超過します。割引の種類を増やすほど、この見落としが起こりやすくなります。

※表は横にスクロールして確認できます。

券種・架空例 税込価格 販売予定枚数 含む参加権利 販売期間の控え
早割参加券 1,500円 6枚 交流会一回、一人分 公開後の指定開始時刻から、通常券より前の締切まで
通常参加券 2,000円 14枚 交流会一回、一人分 公開後の指定開始時刻から全体の販売締切まで
合計 券種により異なる 20枚 参加者枠20人以内 両方の販売が重なる時間も合計20枚以内

この配分は推奨料金や販売予測ではありません。たとえば早割が四枚売れ、残った二枚分を通常へ移したいなら、早割の販売予定枚数を四枚にそろえてから、通常を十六枚にする考え方になります。四枚と十六枚で合計二十枚です。変更の前後で売れた枚数と残り枚数を確認し、未入金の申込みがある場合も、その枠を勝手に空席と見なさないようにします。

担当者が複数いる場合は、片方の券種を減らす人と、もう片方を増やす人を分けず、変更者を一人にまとめると安全です。先に増枠だけが反映される時間を作らないよう、減らす側の保存を確認してから増やす側へ進みます。変更後の控えには総席数、各券種の上限、変更時刻を書き、ページの表示とつき合わせます。完売した券種は、販売予定枚数を増やすだけでは自動再販されないため、必要な場合は公式の再開手順も確認してください。公式:チケットの枚数変更と販売再開

無料、当日払い、事前決済では当日の確認が変わる

料金を受け取らない無料参加と、現地で参加費を受け取る当日払いは、参加者の行動が異なります。公式の作成案内では、当日払いは無料チケットを作り、チケット名に金額と当日払いであることを記載する方法です。事前有料券は税込価格で設定し、券名・価格は後から変更できません。買い手が付いた券種は公開後に削除できないため、名称に誤記がないかも販売前に見ます。公式:チケットの作成に関する注意点

当日払いを選ぶなら、受付名簿の来場済み欄とは別に支払済み欄を用意します。チケットを持っていることが、その場の料金を受け取った証拠になるとは限らないためです。案内にも「申込み時の請求はなく、当日受付で支払う」趣旨を明記し、金額は券名と本文で統一します。無料という画面上の区分だけを参加費無料の意味で伝えないことが重要です。

事前有料券ではカード決済が必須で、コンビニ/ATM、PayPal、銀行振込は利用の選択ができます。支払方法はイベント公開後に変更できません。選べる方法の数だけで決めず、受付までに入金状況を整理できるかを考えて決めます。公式:支払方法の設定/公式:有料チケットの決済方法

販売の締切と支払いの締切を一つにまとめない

公式の販売期限案内では、販売開始時間は公開後に設定・変更できず、自動切替は設定時刻から最大十五分程度前後する可能性があります。コンビニ/ATMの申込み受付は全体の販売締切の前日まで、銀行振込の申込み受付は一週間前までです。支払期限にはそれぞれ別の条件があります。券種の締切だけを見て「全決済で同じ時刻まで買える」と案内しないでください。公式:販売期限と支払期限

設定表の販売期間欄には、ページ公開、各券種の販売開始、早割の終了、全体の販売締切を別行で書きます。その横にコンビニ/ATMと銀行振込の受付期限を確認する欄を足します。支払期限の個別計算は申込み時点によって変わるため、参加者向けには自身の注文画面や案内メールにある期限を確認するよう案内します。ただし銀行振込では、通知される支払期限が銀行の営業日を考慮しない日付の場合があります。販売締切前日が土日なら前の金曜日となる条件なども、公式案内と合わせて確認してください。

開催直前の名簿確定が必要なら、販売締切をいつに置くかを先に決め、そこから各決済方法を検討します。「会が始まるまで売れるようにしたい」という希望と、「前夜には受付準備を終えたい」という希望を同時に持つ場合は、最後の申込みを取り込む担当と時刻も必要です。締切は売上のためだけでなく、受付の準備を終えられる境界として考えます。

手数料を引いた金額と利益を分ける

国内の通常の有料券では、決済処理費用は販売実績の4.9%と売れた一枚につき99円、振込手数料はイベントページごとに210円です。無料券・当日払い券の発行とは区分してください。公式:利用料金・手数料

架空例で早割1,500円が六枚、通常2,000円が十四枚売れると、販売額は9,000円と28,000円の合計37,000円です。割合部分1,813円、枚数部分1,980円、振込210円を引くと32,997円になります。これは取消や別の有料機能がなく、表示した条件だけを当てはめた計算例です。会場費や運営費をまだ引いていないので、利益と書かず受取額の見込みとして控えます。

計算表は人数の表とつなげておくと確認しやすくなります。券種を一枚増やしたとき、参加者枠も一人増え、売上もその券種の価格だけ増える形です。費用の欄に固定額と枚数に応じる額を分けておけば、販売枚数が少なかった場合も同じ計算手順で確認できます。満席の数字だけを見て開催費の支払い計画を決めないようにしましょう。

詳細説明とキャンセル案内、必要な表記をそろえる

参加前に示す日時、会場、含む内容、取消条件と連絡先の点検図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

詳細説明は、申込み前の質問に答える順に並べる

詳細説明では、最初に今回の催しと対象を短く示し、その後に日時、会場、料金に含む内容、持ち物、連絡方法、取消条件を並べます。長い主催者紹介を先に置くより、参加するために必要な条件を探しやすくしておくと、読者が申込みを判断できます。成人向けの読書交流会という架空例なら、参加に特定の読了経験が必要なのか、自分が紹介したい本を持ってくるのかをはっきり書く程度で十分です。

この段階で、新しい企画や講座の内容を膨らませる必要はありません。すでに決めた催しの情報を、参加者向けに言い換える作業です。主催者が当然と思っている「受付で名前を伝える」「一枚で一人分」「早割でも内容は同じ」といったことを確認し、説明の欠けを埋めていきます。説明を増やすたびに、実際に提供する予定と合っているかを見直してください。

※表は横にスクロールして確認できます。

説明の場所 読者が知りたいこと 架空例の点検ポイント
冒頭 何の催しで、誰が参加できるか 成人向けの単発読書交流会と分かる
日時・会場 いつ、どこへ行くか 受付と開始を分け、階・部屋名を省かない
料金・券種 支払う金額で何が含まれるか 早割と通常は価格が違っても参加内容は同じ
取消案内 参加できなくなったらどうするか 主催者への連絡方法、受付条件、返金に関する案内
連絡先・表記 困ったときに誰へ確認するか 実際に確認する窓口と必要な表記への導線

券名と本文の表記が微妙に違うと、参加者は別の券を買ったのではないかと感じます。設定票で「通常参加券」と決めたら、本文でもその名前を使います。「一般」「入場」「参加」を気分で入れ替えるより、同じ呼び方を続けるほうが説明が伝わります。金額や締切も、最終的に決めた設定票から転記する運用にすると、別々に書いた数字が食い違いにくくなります。

取消条件では、連絡と返金処理をつなげて説明する

キャンセル案内を「返金不可」の一行だけで済ませると、連絡先やイベント中止時の扱いが見えません。参加者都合の取消について、どの窓口に、何を添えて、いつまでに連絡してほしいかを先に決めます。返金の可否や条件は実際の運営方針と適用されるルールに合わせて作成し、申込み前に確認できる位置へ置いてください。

問い合わせの控えには、イベント名、注文を特定する情報、希望する取消枚数を確認する項目を用意します。本文の案内でカード番号や口座情報を一律に送ってもらう必要はありません。決済サービスから正式な返金案内が届く場面まで、主催者の問い合わせ窓口で代替しようとすると、不必要な情報を受け取る原因になります。

また「取消を受け付ける期限」と「サービス上で操作できる期限」は別々に確認します。主催者が独自に設けた連絡期限を、Peatixの機能制限であるかのように書かないことが大切です。返金条件の具体的な手数料と操作期限は後の節で分けますが、案内文には個別の注文取消とイベント全体の中止で処理が違うことが伝わる導線を置きます。

たとえば架空の文案を作るときは、「参加できなくなった場合は、イベント名と注文を確認できる情報を添えて主催者へご連絡ください。取消の受付条件と返金の扱いは、以下の案内をご確認ください」と入口を書き、その後に自分の条件を埋めます。この入口だけを完成した規約として使わず、肝心の条件が未記入なら公開前の確認票に残してください。

必要な表記へのリンクを実際に読める状態にする

特定商取引法が定める販売業者・役務提供事業者に該当する場合、Peatixの公式案内では、必要な表記を記載したウェブページを用意し、設定欄でそのURLを登録します。自社サイトがない場合のグループページ利用も案内されています。対象に当たるかは、単発開催かどうかだけで一律に判断せず、消費者庁の情報や専門家へ確認してください。公式:特定商取引法に基づく表記

設定欄へチェックを入れても、表記ページのURLが空欄なら、参加者がそこへ移動する導線はできません。リンク先が編集者だけに見える状態、古い別イベントの条件を記載した状態、連絡先が違う状態になっていないかを確認します。表記の内容は事業や開催条件に合わせる必要があり、他の主催者の文章をそのままコピーして整ったことにはできません。

案内文を確認する際は、自分の管理画面で読めるかに加え、参加者が読むページとして情報がつながっているかを見ます。料金の説明から取消条件、取消条件から問い合わせ先まで、同じ名称と窓口でたどれる状態が目標です。本文、券種名、表記ページをそれぞれ別の人が作った場合は、この三つだけを並べた最終確認を一度行うと、見落としを減らせます。

最後に、主催者が提供する内容とプラットフォームが提供する機能を混ぜないようにします。決済や受付の仕組みがあっても、当日の内容、会場への案内、参加者への連絡は主催者側で準備するものです。ページの完成度と催しの実施準備は別の確認欄にして、公開できる状態までそれぞれ進めてください。

公開範囲とフォームを、取得目的から設定する

公開範囲、情報の利用目的、保管期限を分けて考えるフォーム設定図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

誰にページを見せるかを、申込み情報を集める前に決める

公開範囲には一般公開、限定公開、パスワード保護ありがあります。一般公開は広く閲覧できる設定です。限定公開はURLを知る人、パスワード保護ありはURLとパスワードを知る人が閲覧する形になります。限定公開やパスワード保護ありでは、グループページや検索への表示、新規公開通知にも違いがあります。公式:公開範囲の違い

成人向けの小規模イベントでも、参加者を一般に募集するのか、すでに案内する相手が決まっているのかで選択が変わります。知人向けの会だから限定公開、という名前だけの判断ではなく、URLを受け取った人が他の人へ共有してもよいかを考えます。限定公開のURLがあること自体は、招待者の本人確認を済ませたことにはなりません。

パスワードを使う場合も、知っている人が閲覧できるという仕組みを踏まえて案内先を決めます。本人しか知り得ない秘密情報をイベント共通のパスワードにするような運用は避け、共有の範囲を明確にします。また公開範囲と参加資格を混同せず、成人向けであることなど実際の対象条件は説明文にも示します。

質問は、答えが運営の何に使われるかから選ぶ

通常、主催者に開示される参加者情報はカナ表記の氏名です。メールアドレスなど追加情報が必要ならフォームを設定します。個人情報を取得する際はフォーム内で利用目的を明示する必要があります。質問を増やせることと、すべてを集める必要があることは分けて考えます。公式:フォーム機能と利用目的の表示

質問案を作ったら、それぞれの横に「この回答を受けて何を決めるか」を書きます。回答を見ても何も変わらない項目は、今回の単発イベントには不要かもしれません。読書交流会の架空例なら、話してみたいテーマを任意で尋ねることには進行準備の目的があります。一方で勤務先や自宅住所がなければ開催できないのかは、別途よく考える必要があります。

※表は横にスクロールして確認できます。

質問案・架空例 目的 扱いの提案 主催者用の保管確認
当日話してみたいテーマ 進行準備の参考 任意。個人の秘密を書かないよう短く案内 準備担当が確認し、目的を終えたら整理
資料送付用のメールアドレス 希望者に指定資料を送る場合のみ 送付が本当に必要な場合に限って検討 送付後の保管要否と削除日を決める
自宅住所 今回の例では使う場面なし 収集しない 保存対象を増やさない
利用目的の説明 何に使うかを伝える 質問と一致する範囲で明示 説明の版と実際の利用を一致させる

この表の保管方法は運営上の提案です。法定の保存義務がある資料と、交流会の進行のためだけに集めた自由回答を、すべて同じ期間で扱うという意味ではありません。何をいつまで残すか判断が必要な情報は、目的と必要性を確認して別に整理します。参加者が一度申込んだからといって、その情報を別の営業配信へ当然に転用できると考えないでください。

質問文も短くします。「参加の背景と関心分野と今後の予定をご記入ください」のように複数の内容を一つにまとめると、何が必須か分かりません。今回使う質問を一つずつ選び、答えたくない情報を書かずに済む形を検討します。自由記述を設ける場合は、他人の氏名や個人の詳しい事情まで書かなくてよいことを添えると、想定外の情報を受け取るのを抑えられます。

フォームの終了後三十日削除と、手元のコピーを分けて管理する

フォームで得た情報はイベント終了から三十日後に自動削除されます。公式では、削除日の延長や削除後の復元には対応できないとされています。必要なコピーを取得するなら期限前に判断しますが、何でも無期限に保存する方針にするのではなく、利用目的に必要なものだけを対象にします。公式:フォームデータの削除条件

自分でダウンロードしたファイルまで同時に消えるとは限りません。主催者用の一覧には「サービス上で確認できる期限」と「手元のファイルを整理する日」を別々に書きます。受付用に印刷した紙、共同担当者へ渡した控え、作業端末に残ったコピーも対象に含めておけば、オンライン上の削除だけで作業を終えたと誤認しにくくなります。

実務では、開催前に保存方針を決めておくほうが扱いやすくなります。終了後に必要になる資料があるなら、その資料と用途、確認担当を控え、期限直前に全項目を慌てて保存する状態を避けます。保管するフォルダーの閲覧者も、実際に確認が必要な人に絞ります。便利だからという理由で、参加者一覧を関係者全員へ一括で渡す必要はありません。

フォームの質問を途中で変えたくなったときは、以前の回答との対応も確認します。利用中のフォームはそのまま内容を編集できないため、公式の編集案内を確認してから変更します。控えには「どの案内に答えた回答か」を残し、新旧の質問が違うのに同じ意味の列としてまとめないようにしましょう。利用開始前に短い質問で目的を満たせるかを見直すことが、後の管理を軽くします。

プレビューと申込み確認を分けて公開前に点検する

表示確認、限定公開での動作確認、一般公開、検索審査を区別する図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

プレビューでできる確認を先に終える

プレビューではイベントページやチケットの表示を確認できますが、申込みの動作や設定したフォームの表示確認はできません。公式は、その確認が必要な場合にパスワード保護ありで公開する方法を案内しています。プレビューがきれいに表示されたことだけを、購入の流れまで確認済みと記録しないようにします。公式:プレビューの確認と公開

表示確認は、パソコンだけでなくスマートフォンの幅でも行うと読みやすさを点検できます。長い券名が途中で読みにくくならないか、日時が別々の場所で違っていないか、会場の案内が画像の中だけになっていないかを見ます。画像を読み込めないときにも、本文に重要な情報が残っている状態を目指してください。

確認票には結果だけでなく対象を書きます。「確認済み」ではなく、「本文の会場名と予約控えが一致」「券名の当日払い表示を確認」「表記ページのリンクを開ける」と記す形です。何を見たのかが具体的なら、後で日程や金額を変えたときに、再確認すべき行が分かります。すべてを一から確認し直す負担も減らせます。

※表は横にスクロールして確認できます。

段階 確認する対象 この段階で断定しないこと
表示確認 文章、画像、券名、日時、会場、リンク 申込み操作やフォーム回答が正常に進むこと
動作確認 実際に公開されたページでの申込みの流れ 本番と別条件なら、そのまま本番の結果になること
公開 正しいURLと公開範囲、募集条件 検索掲載が承認されたこと
検索掲載の確認 審査後の検索画面での表示 アクセス数や参加人数が確保できること

テスト用の公開も、実サービス上の公開として扱う

公式のテストページ案内では、専用のテスト環境はなく、公開範囲を限定するなどして実際のページで確認する方法が説明されています。したがって、単に練習のつもりで公開しても、通常のサービス上の設定として扱われます。この記事はその方法を説明しており、実際の作成・公開・試し購入を行った検証記録ではありません。公式:テストページの作り方

確認を行う場合は、まず何を確かめたいかを絞ります。フォームの質問順を見たいのか、券種名の表示を確認したいのか、有料決済まで通す必要があるのかで、行う操作と影響が違います。無料の確認で分かることを調べるだけなら、有料の注文を発生させる必要があると決めつけないほうがよいでしょう。有料決済を試すときは、実際の支払いと取消の条件を先に確認する必要があります。

本番ページを一度限定公開して確認し、そのまま一般公開へ変える場合は、通知への影響も確認します。限定公開またはパスワード保護ありで公開した後、一般公開へ変更しても、グループフォロワーへの新規イベント公開通知は配信されません。最初の公開方法を、告知の計画と切り離して選ばないことが大切です。公式:一般公開へ変更する場合の注意点

別の確認用ページを用意する場合も、最後に本番ページ側で国、形式、日時、券種、公開範囲を照合します。確認に使ったページの内容が、すべて自動的に本番へ反映されると考えないようにしてください。控えの名称に確認用と本番用を明示しておけば、間違ったURLを案内に貼る取り違えを減らせます。

ページ公開とPeatixの検索掲載は別に確認する

一般公開とカテゴリーの設定をしたイベントでも、公開後に内容の審査があり、すぐ検索画面に出るとは限りません。公式の目安は公開から約二営業日以内です。審査の承認前でも、販売開始の設定に応じて直接URLから申込みができるため、ページが開けることと検索で見つかることは別の状態です。公式:カテゴリー設定と検索掲載の審査

この日数を、必ずその日に承認される保証や集客できる保証として案内するのは避けます。募集開始の計画には、直接URLを伝える方法と、検索掲載を確認する作業を分けて記入します。一般公開にしたのに検索に出ないときも、まず公開範囲、カテゴリー、公開した日、審査の状況を整理してから確認すると、別の原因を混同しにくくなります。

公開直前の最後の確認では、ブラウザーのタブを整理し、今回のイベント名と日付を声に出して読み、設定票の内容と照合します。担当者が複数いるなら、誰が最終公開するかを決めます。確認済みの文章を別の担当者が後から編集した場合は、変更した箇所だけでなく、その情報が券種や画像にも現れていないかを見直してください。

公開後には、配布するURLを一本にそろえて控えます。編集用のURLやプレビュー共有のURLを参加者への案内に混ぜないことが目的です。告知文に貼るリンク、問い合わせ対応で伝えるリンク、受付担当へ渡す情報が同じイベントを指していれば、その後の管理も進めやすくなります。公開ボタンを押した時刻と、実際の募集ページを確認した時刻を控えておくと、連絡の前後関係も追えます。

公開後の受付・個別取消・全体中止・精算を分けて管理する

受付、個別取消、精算を別々に管理し、全体中止は別手続きとする運営図

設定の考え方を示すイメージ図です。実際の管理画面ではありません。

受付方法と予備の名簿を決める

受付にはタップ、QRコード、パソコン、紙のリストなどの方法があり、複数の方法を併用できます。公式も、通信や端末の不調に備えてパソコンや印刷した参加者リストを予備にすることを勧めています。受付をしたかどうかと販売代金の受取りは別の扱いです。公式:参加者の受付

小規模の会でも、主催者が会場案内と申込み照合を同時に行うと確認が止まりやすくなります。受付の控えには、注文の特定、参加枚数、来場確認、当日払いの有無だけを分かりやすく並べます。進行のための自由回答など、受付に不要な内容まで印刷した名簿へ載せる必要はありません。

予備の名簿には作成した時刻を記します。前日に作ったリストと当日の申込みが違う場合に、古いリストに名前がないという理由だけで参加資格がないと決めつけないためです。追加分をどう照合するか、取消済みの注文をどう見分けるかも、受付を始める前に確認します。紙で対応した記録は、後で電子側との二重受付がないよう整理します。

参加者一人の取消と、イベント全体の中止を区別する

参加者は自分でチケットをキャンセルできず、主催者が対応します。個別チケットの取消操作はイベント終了後二十四時間以内までという案内です。一方、全体中止の操作はイベント開始時刻前までとされています。主催者への連絡締切、個別取消の操作期限、全体中止の操作期限を、同じ欄にまとめないでください。公式:チケットのキャンセル依頼/公式:イベントを中止する

全体を中止するときは、操作前に参加者へ事情を連絡するよう公式に案内されています。また中止後は公開ページやフォームの参加者リストを閲覧できなくなるため、対応に必要な情報を目的の範囲で確認してから進めます。参加者一人の注文を取り消したいだけなのに、イベント全体の中止へ進まないよう、対象を最初に確認してください。公式:中止操作前の注意点

※表は横にスクロールして確認できます。

確認する場面 個別のチケット取消 イベント全体の中止
対象 特定の注文・券種・枚数 そのイベント全体
操作の期限 イベント終了後24時間以内まで イベント開始時刻前まで
返金手数料の例 銀行振込で支払った注文の個別取消は返金手数料なし 銀行振込の注文は1件につき340円を主催者負担
先に確認する内容 本人の注文、残す枚数、返金条件 参加者への連絡、必要情報、画面の費用表示
完了後の確認 該当注文の取消状態と残席 中止状態、返金案内、今後の問い合わせ先

返金手数料は決済方法と経過日数でも異なります。個別取消では、カード・PayPalは支払日から五十日未満なら手数料なし、五十日以上は340円、コンビニ/ATMは340円、銀行振込は返金手数料なしという専用表です。費用がかかる区分は購入者負担になります。全体中止は主催者負担の表で、注文から五十日未満のカードはなし、コンビニ/ATMと銀行振込は一件340円、五十日以上は支払方法によらず一件340円です。実際の注文の条件を各専用ページと画面で確かめてください。公式:個別取消の返金条件/公式:全体中止の返金手数料

購入時のコンビニ/ATM手数料330円や銀行振込手数料は、これらの返金手数料とは別で、取消・中止時にも戻らないと案内されています。「返金手数料なし」と「購入者が支払った費用のすべてが戻る」を同じ意味で使わないことが大切です。返金の問い合わせでは、チケット代、支払時の費用、返金の費用を分けて説明すると整理できます。

複数枚の注文から一部を取り消す場合も、対象の枚数を慎重に確認します。公式の操作では残す枚数を指定する場面があるため、取り消す枚数と取り違えないようにします。返金手数料340円が差し引かれる区分では、チケット代金が340円以下の場合にキャンセルできないという注意書きもあります。処理後はメモへ完了と書くだけでなく、注文の状態と参加枠を確認します。問い合わせへの回答、サービス上の取消、参加者の返金受取りは、それぞれ進行状況が違う可能性があります。

販売代金は開催後に確認し、開催前の支払いと分ける

チケット販売代金は、イベント終了後の五営業日以内に手数料を差し引いて振込手続を行うという案内です。イベント終了前の振込みや月単位でのまとめ振込みには対応していません。代金受取口座は公開後に主催者が登録し、サブオーナーは利用できません。未登録や情報の誤りがあれば遅れるため、五営業日を必ず着金する日と読み替えないでください。公式:チケット販売代金を受け取る

会場への支払いが開催前に必要なら、前売り券の売上をそのまま先に使える前提で予定を組まないようにします。主催者の支払予定には会場等への支払い、売上の控えには販売額と手数料、入金確認には実際の着金を別々に記録します。資金を動かす操作や口座情報の入力は、公式の画面で本人が対象を確認して行ってください。

※表は横にスクロールして確認できます。

運営台帳の欄 記録する内容 確認が終わったと判断する目安
注文と席数 券種、人数、支払状態、取消の有無 販売枠と参加予定人数が説明できる
受付 照合方法、来場、当日払いの確認 来場記録と必要な支払記録が一致
個別取消 依頼、対象枚数、処理日時、返金案内 対象注文の状態を確認している
全体中止 連絡、操作時刻、費用、問い合わせ先 中止状態と返金案内を確認している
精算 販売額、手数料、振込手続、着金 実際の入金と控えを照合している
フォームの整理 必要情報、利用目的、保存・削除日 サービス上と手元のコピーを分けて整理している

この台帳は、すべての個人情報を一つに集めるためのものではありません。イベントがどの段階まで進んだかを把握する控えです。問い合わせの詳細や参加者情報は必要な範囲で別に管理し、台帳には対応状況を中心に記します。共有するときも、受付担当に必要な項目と精算担当に必要な項目が同じとは限らないことを意識してください。

開催が終わったら、欠席人数だけで売上を計算し直さず、実際の注文と取消の記録から精算を確認します。入金が見当たらない場合も、予定日を推測して終えるのではなく、受取口座の登録状況、振込エラーの案内、手続の状況を公式の情報に沿って確認します。確認できた事実と、まだ返事を待っている事項を分けて残しておくと、後日の問い合わせにも対応しやすくなります。

Peatixでのイベント作成は、グループ、開催情報、券種、説明、フォーム、公開後の運営を一つの条件でつなぐ作業です。まず構成票を作り、券種の合計を検算し、必要な説明と情報取得の目的をそろえましょう。公開直前には変更できない項目と通知への影響を見直し、開催後は取消・入金・情報整理まで確認する。この順番なら、小規模な一回の開催でも、何を決めて何を確認すればよいかが見通しやすくなります。